工事の背景・工事前の課題
切削液や堆積した切粉から悪臭が発生していたため、作業環境改善を行ってほしいとのことでした。
また、危険物に該当している切削液を使用しており、取り扱いや管理に手間がかかっていたため、その手間を省略したいという要望もありました。
改善効果・当社からの提案
古い切削液や堆積した切粉から悪臭が発生していたため、切削液の交換と機器の清掃を行いました。
これにより、周辺の悪臭が消え、作業環境が改善されました。
また、これまでは消防法において危険物に該当する不水溶性の切削油を使用していたため、事故防止のため厳重に管理する必要がありました。
そこで、危険物に該当しない水溶性の切削油に切り替えることで、管理の手間を省けるようにしました。
古い切削液を交換することでポンプの負荷が軽減されるため、ポンプの省エネ効果も実現できます。
今後の展望
他の切削工程でも古くなった切削液を使用しているため、作業環境改善やさらなる省エネのために、同様の作業(切削液の交換と切粉の除去)を行ってまいります。